前回に続き、中国直伝の風水について、リフォームの観点からいくつかポイントを紹介します。皆さんが知っているような家相とは違う内容があるかと思われますので、頭を切り替えてください。
厨房、浴室、トイレ、いわゆる水回りは要注意スペースです。なぜなら風水は湿気を嫌うから。厨房とトイレは家族の健康を、浴室は男女の愛情を支配するので、換気と掃除は徹底してください。またトイレは広く豪華なほど寿命が延びるとされています。広くすることが無理なら、豪華な絵や花を毎日飾りましょう。
中国風水には鬼門(北東)、裏鬼門(南西)の考えがありません。正確に言えば鬼門という言葉はありますが、意味は日本のものと異なります。方位のプライオリティはきわめて低く、食堂(ダイニング)に関しても中国風水は特に触れていません。
居間は唯一、色が大きく関係します。リビングは家族がくつろぐ場所なので、落ち着いた雰囲気にすること。精神が安定する青系や黄系が最適で、逆に興奮作用のある赤と、重苦しい黒は避けるべき。交渉の場ともなる客間は、座る向きが大切です。中国人がよく客人と横並びになって会話していますが、理由は入り口に背を向けない風習があるからなのです。
子供部屋でも背中が入り口に向いていると集中力が散漫になりますので、勉強机の向きに心がけてください。なにより子供部屋で注意してほしいのは個室を与える時期です。最近は子供のアトピーが問題になっていますが、その原因のひとつとして隔離ストレスがあるのです。そもそも小学低学年の頃から個別の部屋を与えること自体が問題。子供は早くても10歳ぐらいから。子供の健康には家族との団らんが必要不可欠なのです。 |