情報の80%は視覚から。なかでも色の効果は大きく、インテリアの第一印象を大きく左右させます。素敵な部屋づくりを目指すなら、まずは色彩計画を立てることが不可欠。
でも、急に色彩計画と言われても……。確かに分かりにくいですよね。それではまず、どこに、どんな色を、どのぐらいの分量で使うかをイメージしてみましょう。主に「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の3つで組み立てていきます。実際の生活では、生活用品や洋服などの色が加わるので、色数は3色程度に抑えるのがベター。色数が多いとバランスの取り方が難しくなります。
ベースカラーは、部屋の大半を占める壁・天井・床の色のこと。特に壁はホワイト系やアイボリー系でまとめるのが無難です。メインカラーは、最も面積の多い部分の色で、ソファやラグなどがこれに当たります。一番好きな色を選びましょう。アクセントカラーは空間の引き締め役となる色。クッションやインテリア小物など、手軽に変えられるので、思い切って鮮やかな色や個性的な柄物を選んでみるのも面白いと思いますよ。
白は清潔感、黒は高級感、茶は落ち着き、ピンクは女性的でロマンチック……。個人差はありますけど、それぞれの色には万人が連想する共通のイメージというものがあります。色選びは、部屋をどんな雰囲気にしたいのかを良く考えて、適切な色を選ぶことが大切です。
色は気分も変えてくれます。例えば青などの寒色系は気持ちを静める効果があり、体感温度で3度も涼しく感じるのだとか。冷房費の節約になりますね。家族団らんの場となるリビングは、そこに集まる人が元気になれるようオレンジ系などの明るい色にするのが私のお勧め。汚れが目立ちませんし、明るい暖色系は食欲もアップさせます。自律神経を刺激して消化作用を促進し、空腹感を喚起させるからです。なのでキッチンのテーブルクロスは断然、赤! 美味しい料理に、家族みんなが笑顔になること請け合いですよ。 |