日射や雨風などから住まいを守る外壁と屋根。最近は酸性雨や紫外線の増加で、より厳しい自然環境にさらされ、劣化は避けられません。一見、キレイであっても、細かいヒビ割れが発生していれば、そこから水が入って下地の板が腐るということも。クルマに定期点検があるよう、住宅にも定期的なメンテナンスは必須。10年を目安に早めの点検をお勧めします。
特に屋根は家の寿命を大きく左右させます。屋根の素材は、金属、スレート瓦など。瓦ひとつを例に挙げても、いぶし瓦、陶器瓦、塩焼き瓦があり、そのバリエーションは皆さんが思っている以上に多彩です。最近増えているのはガルバリウム鋼板という金属。やや高価ですが、非常に優れた耐久性と耐食性があります。
外壁のバリエーションは屋根以上に豊富です。分譲住宅などで最もポピュラーなのは「サイディング」というもの。ボード状の外壁材で、工場生産のため品質は均一、価格もリーズナブル。タイル風、石積み風など、パっと見ただけでは本物と区別できないような風合いを持つ商品もあり、工期が短いのも魅力のひとつ。厚さは15mmが標準クラスで、この厚さによって価格が変動します。 次に人気なのが「モルタル」。セメントと砂と水を混ぜ合わせたものがモルタルで、外壁にコテで塗っていきます。職人の手仕事による独特の味わいに加え、タイルやレンガとコーディネートするとお洒落。より個性的な表現ができるので、個人的にもお勧めです。また、健康・環境への関心の高まりから、珪藻土や漆喰など自然素材の塗り壁も増えています。 |